株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
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2015年07月17日 中島 厚己
前回のブログ「求める社員像」で書きました{ 気が利く人 }の
定義みたいなのは有りますか?
と、今回はなんと、弊社若手社員より質問されました。
定義と言われても感覚的な物なので、少々困りますが、
強いて言うなら、難しい事かもしれませんが、
目指すところは、お客様であろうと、社員同志であろうと、
誰に対しても、どんなに小さなことでも
{ 何をしたいのか、何に困っているのかを、聞かなくても理解し
さりげなく先回りして、物事がスムーズに運ぶように対処するさま }
とでも言いましょうか。
それが出来るようになるには、常に相手に対する気配りと注意が必要です。
最初は、一生懸命意識していなければ出来ないので、疲れます。
ですが、決して神経質になることなく、続けていれば、
何年かすると慣れてきて、無意識のうちに気が利くようになります。
というか、そうしないと自分自身が、気持ち悪くなります。
そこまで、何歳でなれるかによって将来が大きく変わってきます。
早く気づいた人は、将来が楽しみです。
さらに上を目指せる時間が、たっぷり残っていますから。
この前、某金融機関の支店長と、ゴルフをご一緒させて頂きました。
その時も、この { 気が利く人 }の話になったのですが
やはり支店長もおっしゃっていたのが
「気が利く人じゃなければ、出世しませんね。そういう人でなければ
お客さんの本当の気持ちを、理解できないんですよね。」
との事。
その通りだと思います。
この支店長に限らず、各金融機関の支店長の皆さん
本当に細やかなところまで、気を利かせる方ばかりです。
売上成績が良いだけでなく、人格も求められている証拠です。
又、ある支店長さんと以前に飲んだ時の事。
かなり毒舌でしたが、本当に細やかな気の利く方で勉強になりました。
「最近は上司の方が、部下に気を利かせすぎるので、勘違いしてる子が多いんですよ。
私も、若い頃から今までとことん気を使い、気を利かせてきたので、
色んな事が目についてしょうがないんですけど、あえて何もしません。
逆に、本人に気づかせる為に嫌われ役に徹しています」
との事。
その時は辛くても、本人にとって将来必ず活きてくるようにとの、やさしさなのです。
支店長ならではの、一流の気の利かせ方です。
そんな話をしている最中も、自然に手が動いています。
しかもさりげなさが、私に余計な気を使わせません。
私自身、まだまだ気が利く方ではありませんが、
いろんな方から、日々勉強させて頂き、少しづつでも進歩したいと
思っています。
ではこの辺で。