株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
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2015年07月22日 中島 厚己
先日、20代後半のお客様より、「アパートを買いたいのですがどうしたら
いいのでしょうか。自己資金は有りませんが。」
との質問を受けました。
ちょっと厳しいかもしれませんが、「お金を貯めるしかありません。」
この一言で終わってしまいます。
私自身の話をさせて頂くならば、最初のアパート購入が34歳の頃だったと思います。
当時、子供も3人いましたが、とにかくマイホームも買わずに
なんとか500万円まで貯め、人生で初めての不動産を購入したのです。
属性も弱い私は、わずか4戸の小さなアパートでさえ購入するのに苦労しました。
当時3000万位の総額に対して、結局700万円の自己資金を投入。
金利も、3.275%でした。不足の200万円は子供の学資保険です。
2年で、学資保険は返済を終えました。
その後も、無駄使いをせず3年後に、2棟続けて購入しました。
当時は、マスコミが、「勝ち組、負け組」と、煽っていたように思います。
ですから「人生の勝ち組になりたい。」という思いがとても強かったですね。
以前のブログにも書いた様に「先輩大家さんの様に、自分もなる」と決めつけていました。
その為には、贅沢は敵だとばかりに、家内にも辛抱させていたように思います。
30歳を機に、タバコを止め、飲み会も減らし、趣味は仕事?でした。
休日も、営業職なので仕事をしました。
が、それでも仕事の入っていない日は、購入しないのに、
ハウスメーカーの展示場回りや、現地内覧会に出かけました。
綺麗な家を見ると家族は喜んでくれるし、
私は担当の方の、営業トークの勉強をしました。
申し訳ないと思いつつ、敢て、意地悪な質問を投げかけて研究しました。
とにかくお金がかからず、勉強になるので一石二鳥なのです。
それでも、午後から時間が余れば、
近くの大きい公園を捜し、遊ばせて休日が終わります。
又、30万で買った中古車に乗りキャンプにもよく出かけました。
子供の笑顔は何より癒されました。
結局マイホームは、入ってくるお金が無く、出ていく一方なので、
38歳の時に築20年の安い戸建てを購入。
子供の情操教育に犬、ウサギ、インコを飼いました。
以上のように、今思い出せば、がむしゃらに仕事に明け暮れ、絶対に勝ち組になると
真っ直ぐに突っ走っていた30代でしたが、毎日がとても充実して、
悩んだことも多かったですが、楽しかったです。
ですから、10年があっという間に過ぎたように感じます。
結局30代で子供3人に、計4棟のアパートと、中古戸建を購入し、40代へと突入。
独立のための基礎固めの10年だったように、感じます。
ではこの辺で。