アイケンジャパン

株式会社アイケンジャパン

中島厚己と
堅実な仲間たち

Board member Blog

株式会社アイケンジャパン 代表取締役社長 中島 厚己

2015年07月31日 中島 厚己

独立前後のエピソード(後)

 

という事で、独立する事になった私は、マンションの1室を借りました。

 

 

家賃は4万円、広さは14㎡約4帖ほど。

 

それでも、私にしてみれば家内と2人だけですから

 

充分の広さだったのです。

 

 

狭くても夢と希望に溢れ、パワーが漲り、

 

独立したからには、自分の理想のアパート創り、

 

理想の会社創りをしようと心に決め、がむしゃらに仕事しました。

 

 

何処へ行くのも走っていました。1分1秒が勿体無いのです。

 

汚い話ですが、トイレをしながら、電話をかけ、おにぎりをほおばる・・・。

 

とても人様には見せられない状況が続きました。

 

 

それから間もなく、元部下から電話が入ります。

 

「私も入れてください」と。

 

 

ですが、当時の私は、社員を入れて養えるほどの余裕どころか

 

自分の生活もままならない状況でしたので、「今は無理」

 

と、断りました。

 

 

「もし、仕事がうまく軌道に乗ればその時は考えよう、1年間待て」と、言葉を添えて。

 

 

万一、事業に失敗すれば路頭に迷わせてしまいますから・・・。

 

その電話以来、より一層必死に仕事をしました。

 

 

そして、独立から1年後、現在の広島、福岡両オフィスの責任者、2人が入社。

 

4人となったのです。

 

座る場所もないワンルームでしたが、わいわい楽しく仕事しました。

 

 

それから半年後、建設中だった小さな5階建てのマンションが完成。

 

本当は、テナントとして貸すはずだった1Fに引っ越しました。

 

 

広さも13坪と、今迄の3倍の広さとなり、現在の名古屋オフィスの責任者が入社。

 

有り難い事に、皆私に就いて来てくれました。

 

 

が、当時は、生易しいものではありませんでした。

 

 

今では、そこまでありませんが、超せっかち、超短気だった私は、

 

事務員には お茶の出し方が悪い、”いらっしゃいませ”の声が小さいだの、

 

営業マンには仕事が遅い,電話のとり方が遅い、態度が悪いだの

 

設計には、図面を描くスピードが遅い、土地に対しての配置が悪い、

 

全部1からやり直しだの・・・

 

 

とにかくピリピリしていました。よく皆辞めずに就いてきたものです。

 

 

その中でも、人一倍怒られたのが、現在の福岡オフィスの責任者です。

 

皆の、怒られ役になっていました。

 

 

可哀想なことをしましたが、今では 弊社幹部候補の中でも

 

一番若いのに、誰よりも懐が深く、自己犠牲の精神が自然に身についています。

 

 

そのような状況が、独立から4年は続いたと思います。

 

だんだんと皆が成長していくと共に、私のせっかちや、短気も影をひそめました。

 

 

 

今の弊社が有るのも、この頃に、全社員が志を高く持ち、踏ん張り、耐え、

 

そして楽しみながら、核となる社風等が、出来上がって行ったからだと実感しています。

 

 

本当に、自慢の社員たちです。

 

 

 

おっと、もう朝4時でした・・・。

 

では、この辺で。

 

入居率99%以上の高い実績 土地がなくてもできる! アパート経営という賢い選択 アイケンジャパンは安定した収入・資産形成ができる『アパート経営』をご提案します

最新記事

投稿者

月別アーカイブ

資料請求 ご相談・お問い合わせ