株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
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2016年08月17日 中島 厚己
6日間の夏季休暇も、あっという間に終わりました。
お陰様でリフレッシュ出来ましたので、又本日より頑張って参りましょう。
と言う事で、前回の話の続きですが
「築年数の古い物件は、どう考えられますか?」
との質問を受けましたので、少々・・・。
最近では、市場が好転しているので、築浅だろうと古い物件だろうと
キャピタル狙いで、売却するオーナー様が多いように感じます。
しかも表面利回り5%台の物件も多く、仲介手数料を払ってまで
新築でもないのに、良く売れるなと、感心させられます。
前回の話もそうですが、今回もキャピタル狙いではなく
一般的な理由で売られる時の、オーナー様の心理を考えます。
築年数が古い売り物、木造なら20年RCなら30年超えと
行ったところでしょうか?。
この場合は、相続絡みでもない限り、売主様から見て、
建物自体や入居者ニーズに対して、ほぼ寿命と感じているか、
そこまでは無いにしてもメンテナンス代や、
広告宣伝費等の出費が重たくなったか。
あるいは、運が良ければ、何も問題ないが、
他に買いたい不動産が出来たので、その資金にする為か。
といったところだと思います。
基本的には大規模修繕やリノベ等を行い、再度建物を蘇らせる必要があるでしょうから
その分の費用を、考慮したうえでの検討を行うことです。
間違っても、「見かけは良いからまだまだ十分働いてくれるでしょう」と
安易に考えないことです。そんなに甘くはありません。
それから、築浅だろうと古い物件だろうと必ず部屋をチェックすること。
外観や間取り、レントロールだけで、判断してはいけません。
何かしら落とし穴があるものです。
くれぐれも、負の連鎖に巻き込まれない様に・・・。
と言う事で、2回に渡り色々書きましたが、
同じ表面利回りならば、当たり前ですがやはり新築物件。
完成したのに満室にならない物件や、新築プレミアム後に家賃下落する物件等は論外です。
中古物件は、リスクを考えれば、比較して3%近く利回りが高いなら検討に値します。
結局最後は、物件次第と言う、いつものセリフです。
ではこの辺で。