株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
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2015年02月02日 中島 厚己
最近、聞かれたことが寿命に付いてです。
「何年もつのでしょうか?」と。これには正直答えるのに戸惑います。
単純に建物の寿命の場合と、入居者ニーズの寿命、の2つの考え方があるからです。
お客様からの質問の趣旨は、殆どの方が、前者の建物の寿命で見た場合の事だと思います。
正直、定期的にメンテナンスをすれば50年60年は平気だと思います。
普通に町を歩いていても、それくらいの古いアパートを何棟も見かけますし、
弊社でも、管理させて頂いているアパートの一番古いもので、昭和34年新築が有るからです。
既に築年数55年を経過。それでも、なんと全12室のうち空室は1部屋のみ。まだまだ現役バリバリです。
当然リフォームは大変にはなってますが、オーナー様からすればローンの支払いが無いので楽々の様です。
今が一番美味しい時期なのでしょう。
建築基準法も今ほど厳しくもなく、建材の質も比較にならないほどですが、
それでもこうして現役なのですから、現在の建物は、もしかすると
「100年もちます。」と言えるかもしれません。(少しオーバーかな・・・)
ですから話を最初に戻しますが、結局、入居者が入らなくなった時点が、寿命と言う事になるのかなと考えています。
でもそう考えると、たとえ築10年でも、寿命が来る可能性があると言う事です。
入居者のニーズをどれだけ建物に取り入れ、理想に近づくことが出来るかが、寿命を延ばす一番の要因だと断言できます。
では、この辺で。