株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog
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2015年04月15日 中島 厚己
前回からの続きです。
と言う事で、独立する事になった私は、家内と2人でワンルームマンションの7階1室を借りてスタート。
14㎡で居室は4畳ほど。
そこにはコピー機と白い4人掛けのテーブルと、作り付けのベット棚だけのスペース。
仕事をするのも、お客様との商談も全てテーブルの上で行いました。
余談ですが、その思い出のテーブルは今でも福岡オフィスで現役です。
そしてその当時、あるオーナー様から
「どうして、もっと建物に拘らないの?どうして一つ一つの備品にまで気を配らないの?コストが少し位上がっても、オーナーからすればワンランク上のよい商品を、買いたいと思っている人は多いと思うよ」
とお叱りを受け、以来私の頭には強烈にインプットされ、お陰様で今日が有ります。
とても感謝しております。
後日その話をすると「覚えていない」とはおっしゃっていましたが・・・。
そんなこんなで、この狭いスペースで、色んなアパートの企画を行いながら、1年~2年後に前職時代の部下から3入の入社希望が有り採用。
その頃近くの、13坪店舗に引っ越し、社員も8人に増えます。
と同時に、前職時代のアパートから、もう1歩進化させたアパートを設計担当と共に開発。
新しいブランド名を初代「メゾネティックシリーズ」と名付けました。
2階建なのですが、1・2階ともロフトをうまく絡め、メゾネット風のお部屋の創りが売りとなり、自分で言うのも何ですがこれが大ヒット。
福岡のある駅周辺は、当時弊社メゾネティックシリーズの建設ラッシュとなり1年8か月で36棟を販売。
屋上ルーフバルコニー付きアパートはここから始まります。
この様に順風満帆に見えた弊社に、この後思いもよらない出来事が起こります。
この続きはまた次回へ。
ではこの辺で。