株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog
株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog
2015年04月18日 中島 厚己
この話は面白いと、オーナー様から言って頂きました。
ですので、更新も早くなります。
と言う事で・・・。
2006年の夏に独立し、4年後に「メゾネティックシリーズ」を販売開始し、その次の年までに計36棟の販売と、順調に軌道に乗ってきた矢先。
いきなり梯子を外されます。
忘れもしない2011年3月。
福岡市の条例の改定により、4月より、今までの様な「メゾネティックシリーズ」の建設は出来ない旨の通達が届きます。
ロフトの概念を厳しく見直したためとの事。
その通達には、断面図まで書かれていたのですが、それを見てびっくり。
弊社以外にはやっていないはずの屋上バルコニー迄書かれていたのです。
妙な圧力みたいなものを少し感じつつ、途方に暮れてしまいました。
やっと軌道に乗って、さあ今からという矢先の出来事だったからです。
同業他社と比べ、弊社が一番凝った作りにしていたため、全否定されたようなもの。
大黒柱を失ってしまいました。
そして、この通達以降、業界全体に影響が現れ始めます。
市外へ活路を見出す業者や、新しいロフト基準で販売する業者など各社試行錯誤。
今考えると、あの時に、業者はかなり篩にかけられた感じがします。
私も、さあどうしたものかと、悩んでいると追い打ちに例の大震災が起こります。
世の中が、超自粛モードへ突入します。アパート経営どころではないと言わんばかりに。
そして、その後、丸1年間現場が混乱する事になります。
職人さん不足と、資材不足等重なり、弊社も最大で1か月半遅れの現場が有りました。
只、当時は、業界全体がもっとひどい状況でしたので、恵まれていた方だと思います。
そんなこんなで、悩みつつも、何とかやりくりしているとき、空いた時間を見つけ、後輩の賃貸ショップへ遊びに行きます。
4月の中旬頃だったと思います。
そこでいよいよ・・・・・。
ということで、この続きはまた次回へ。