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株式会社アイケンジャパン 代表取締役社長 中島 厚己

2016年07月13日 中島 厚己

築浅物件

 

先週の日曜日は東京にてセミナーを開催いたしました。

 

定員20名の予定でしたが、40名以上のお客様にお越しいただきました。

 

誠にありがとうございました。

 

 

座談会では、30名程のお客様がお残り頂き、

 

弊社営業担当と熱心にお話されておりましたが、

 

弊社担当者の人数が7人と少なかった為、何人ものお客様にお待たせしてしまい

 

誠に申し訳ございませんでした。

 

 

以後、そのような事が無いよう注意して参りますと共に

 

今後共末永く宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

という事で今回は、その座談会でのお客様から相談された

 

「他社で築浅物件を紹介されてます。」と言う話です。

 

 

「築年数3年位の新しい物件を沢山紹介されてます。

 

表面利回り7%台で・・・正直どうしてこんなに新しい物件が

 

沢山売りに出ているのか、理解できないと言うか、怪しいと言うか・・・」

 

 

その感覚は正解だと思います。

 

このお客様は、私がご忠告する事無く、ご自分で理解されていました。

 

 

例えば、弊社のオーナー様の場合、中古市場への相談すらありません。

 

所有アパートの収支が堅実に回っているのなら、

 

そんなに短期間で、売るはずがないと思いますし、

 

ましてや、やっとの思いで手に入れたアパートを、そんな簡単には手放せないはず。

 

 

にもかかわらず、それほど沢山の築浅物件が、

 

実は売りに出されているという事は、以前にも書きましたが

 

誰かにババを?ませる的な、スパイラルに嵌っているのではないかと

 

疑わずにはいられません。

 

 

もし堅実に収支が本当に回っているなら、所有してから

 

最低でも5年間は、売却しません。

 

キャピタルを得るには、譲渡所得税が高いからです。

 

 

にもかかわらず、売ると言うのはどういう事か・・・。

 

これ以上は書かなくても、お分かりいただけるでしょうが、念のため。

 

 

{ 自己資金ゼロにて購入し、最初はラッキーだと感じていたが

 

2年過ぎたころから収支が悪くなり早くもトントン。

 

その後空室が続き、半年粘っては見たが、これ以上は金銭的にも精神的にも無理。

 

見た目が新しく、損切りも少ない内に売却して早く楽になりたい。 }

 

この様なオーナー様が多いと聞きます。

 

うつ病などになる前に、1日も早く楽になりたい事でしょう。

 

 

もしくは

 

{ 今の所ぎりぎりだから、赤字になる前に売却しよう。

 

本当は5年後にキャピタルをたんまり得る予定だったが、

 

予想以上に空室が増え、家賃下落も早いからしょうがない。

 

当てが外れてしまったが、

 

とにかく、これ以上持ち続けるのは危険 }

 

といったところです。

 

 

アパート経営は、興味が有れば比較的簡単に始められます。

 

それだけに、物件選び、パートナー選びが非常に重要となるのです。

 

 

天国に行くのも、地獄に行くのも、お客様次第。

 

見極めが肝心です。

 

 

ではこの辺で。

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