株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog


株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog
2015年05月22日 中島 厚己
前回ブログの{ クローズアップ現代の話 }を読まれたオーナー様より
「怖いですね」との感想を頂きました。
「がら空きになると分かっているなら、貸さなきゃいいのにね。銀行さんは」
私もそう思います。
ですが、現実はそうもいかないわけです。
どうして、郊外にサブリースアパートが乱立してしまうのか?
そこには各金融機関の葛藤があるのではないかと思います。
あくまで私の想像ですが、挙げてみます。
1、当行が融資を断っても、建築会社の担当は他行へ打診する。
2、この案件を断ると、次の優良案件をもらえない。
3、企業間同志の長年のお付き合いがある
4、保証会社の融資条件に{サブリースを条件とする}とある
5、万一の時でも、保証会社付なので大丈夫
以上のような、大人の事情があるのでしょう。
{冗談じゃない、その様なことで何千万も何億も貸せる訳ないじゃないか}
と、金融機関さんからは、聞こえてきそうです。
そうなのかもしれません。
傍から見てると、そう見えるだけなのかもしれませんね。
又、最近では、サブリースありきではなくなってきている
金融機関も増えています。
何より、事業計画の堅実性を重要視し、近隣アパートの入居状況、
間取りや仕様、家賃設定等から判断しサブリースは条件に付されません。
その様な金融機関は、比較的弊社の事業計画を支持して頂いているように思えます。
福岡から始まった、土地から購入のアパート経営ビジネスモデルは、
殆どの地元金融機関では、当たり前のように積極的にご融資頂けます。
が、一歩九州から出ると、積極的な金融機関は限られ、
上記のような地主案件のサブリース付アパートローンか、
もしくは、ほぼ土地代金分の、自己資金をお出し頂ける案件にのみ
取り組む金融機関が多いのが実情です。
その様な金融機関は、
{地主案件でさえ破綻するケースがあるのに、土地から購入等ありえない}
という判断なのでしょう。 地道に訴え続けていく他ありません。
ですが、一方で、先ほども言いましたように、
弊社案件にも積極的な金融機関が、増えてきています。
事業計画の堅実性をご理解頂けた結果なので
嬉しく思います。
そしてもっともっと、このビジネスモデルの堅実さ、
確実性を訴えていこうと、感じる今日この頃です。
では、この辺で。