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株式会社アイケンジャパン 代表取締役社長 中島 厚己

2014年12月02日 中島 厚己

ギャップ

最近何人ものオーナー様から「ブログ読んでますよ」とお声掛けいただきます。少しでも皆様のお役に立ちますように、頑張ります。

 

今回は特に首都圏にお住いのお客様に読んでいただきたいものです。

内容は、地方都市での単身者の方がお部屋探しするときの常識、又は、首都圏のお客様からすれば、それとのギャップについてです。

 

私の住んでいる福岡では、平野部が狭いので車で30分も走れば山か海にぶつかります。それくらい狭いので、賃貸業界での単身者の住みたい希望エリアも、中心部の天神駅や博多駅まで電車で15分以内とコンパクト。その最寄り駅までも徒歩10分以内が常識。

 

首都圏の様に{中心部まで電車で20分、最寄り駅までバスで10分、そのバス停まで徒歩で10分の近さ}などありえないのです。福岡では、そこまで離れてしまえば、マイカーを持っている方をターゲットに、最低でも部屋毎に1台以上の駐車場を確保し、ファミリータイプを創らなければ2~3年後にはまずい事態となるでしょう。

 

万事がこんな感じなので、お部屋に対する条件もかなり贅沢です。よほどの中心部でない限り、20㎡前後では希望家賃ではまず借りてもらえません。

某大学の近くでは、ちょっと調べただけで新築時4,5万円だった1Kロフト付の部屋が、築後10年も経過していないのに、1万円以上下げても、決まらない状況です。

 

当然20㎡前後の1Kや1ルームの需要が無いわけではありません。学生さんに限らず社会人の方でも探される方はいらっしゃいます。が、建ちすぎているのでたたかれるのです。

 

単身者の希望は、最低でも8畳25㎡以上。出来れば30㎡以上の1LDK。その1LDKでも間取りが左右します。いわゆる直間は人気がありません。例えば、休日の昼間に寝室の扉を閉めると、せっかくのリビングが真っ暗という事がある為です。

 

10年以上も前から、風呂トイレは別々、洗濯機は洗面所に置ける事、シャンプードレッサーに大きめクローゼット、システムキッチン等々最低条件の様になっています。

 

私自身が、首都圏の事情を知った時に、ギャップを感じた位ですので、お客様もこの話は、逆のギャップを感じる方が多いのではないでしょか。

 

広島は福岡程ではないですがほぼ同じ状況、名古屋にしても中心部までの移動時間が15分から20~30分に伸びるくらいで、その他は福岡と大差ありません。関西圏は弊社の支店が無いので詳しく分かりませんが想像は付きます。

 

将来、高齢者の単身者が増えるといわれていますが、荷物が多い人が狭い部屋に入るとも思えません。このような地方都市の事情を十分把握して頂いたうえで、ご検討されることをお勧めします。

 

今回は、首都圏のお客様から、「1LDKでは家賃が高くて、借りる人が少ないのではないですか?それより借りる人が多い1Kタイプの方が確実なのでは?」という質問に対してお話しさせていただきました。

 

ではこの辺で。

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