株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
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2016年12月05日 中島 厚己
12月に入り、忘年会シーズンとなりました。
私も、11月の終わりから既に始まっております。
ウコンを飲みながら、乗り切りたいと思います。
と言う事で、先日お客様から、質問を受けました。
「 最近、ネットニュースでも出ていたように不動産投資が過熱して、
バブル期に似てきているように感じますが、大丈夫ですか?」
というもの。
確かに弊社以外の世間では、その様なムードになってきているのかもしれません。
加熱すると価格が高騰し、その弊害が無理なプランニングへと向かい
購入したオーナー様がババを掴まされる事になるため、
次第に警戒するようになるのは当然の事です。
警戒せずに、安易に購入してしまえば、失敗するのはほぼ間違いありません。
事実、無理したプランニングでの販売が横行しています。
どこに無理が出るかといえば、一つには場所、最寄駅から20分以上離れた土地等。
次に家賃設定、土地値が高い分家賃設定も高くしなければ利回りが回りません。
それから、ニーズを無視したプランニング、単身者など借りないであろう郊外エリアに
無理した1Kタイプのロフト付きを販売します。
いずれの場合も、ほぼ100%失敗すると断言できます。
そんなに頭で考えるほど甘くはありませんから。
では弊社はどうなのかという事ですが、
弊社では、この価格が高騰している状況下に至っても、
全てに於いて一切妥協を許しません。
アパート経営の生命線は1にも2にも土地仕入れ。
弊社営業スタッフは、鬼の仕入れを日々行っております。
全てはお客様に成功していただくために。
弊社は、仕入部などという部署は敢えて設けておりません。
何故なら、自分で売らなくてよければ、甘くなるからです。
オーナー様に対して、責任と自信を持てる土地仕入れを行うこと。
しかも家賃設定は相場よりも安く、エリアも厳選しても尚、
これならば大丈夫と思えるまでの、値段交渉を粘り強く行い、
1000に1つの宝物の土地を仕入れる。
あまりの厳しさに、弊社では年に1人位しか退職者が出ないのにもかかわらず
お恥ずかしい話ですが、11月末で一気に3人もの退職者を出してしまいました。
入社3か月が2人と1年が1人。よほど辛かったのでしょうか・・・。
滅多なことでは退職者を出さないだけに、かなりのショックを受けています。
但し、それだけ大変な思いで仕入れた土地は、不動産業者の方と世間話をする時など
仕入れの厳しさの話になると、決まって
「 今時そんな安い土地があるんですか?逆に売って下さい、
そしたら1000万位利益を乗っけて再販してもすぐ売れますから。」
と、笑いながらも、言われる事がよくあります。
当然売りませんが・・・。
私は、売り上げ第一主義ではありません。
安い土地がなければ、無理してまで仕入れなくてよいと、考えます。
これまでも、これから先も一人の失敗オーナーを出さないために。
これだけこだわっているから、過熱気味と言われても、
「 弊社以外は 」と言えるのです。
ではこの辺で。