株式会社アイケンジャパン
中島厚己と
堅実な仲間たち
Board member Blog
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2015年03月26日 中島 厚己
アパートを建てるうえで、当然必要となるのが、土地です。その土地取得をどのように行っているかを話しましょう。
各オフィスの営業マンは、毎日不動産業者様へ、業者訪問と電話での問い合わせを行います。
一人当たり、1日10社ほど、電話は30社ほど行い、コツコツ情報を集めます。
月間では、全社で延べ3000社ほどの訪問、電話問い合わせは10000社ほどに上ります。
良い掘り出し情報は、足で稼ぐしかありません。これだけネット社会になった今でもです。
他社さんでは、土地仕入れ担当の方が、別にいる事が多いようですが、弊社はあえて営業マンに仕入れもさせています。
自分で売るものは、自分で仕入させる方が責任感が養われますから。
そして、弊社では毎日100件近く土地情報が送られてきます。
しかし、アパート用地として購入できる土地となればほぼゼロです。
月間で3000件ほどの土地情報を頂き、その中から、表に出回る前の情報で、土地の値交渉をするのが300件ほど。
交渉がうまくいき設計担当にラフ図面を引かせるのが50件ほど。
同時に法的なチェックやインフラの確認などを行い、最終的に、全て問題無く購入申し込みできるのは、月間でもわずか5~10件ほど。
それも土地情報収集から、購入申し込みまでを、ほぼ1日で行います。
何故なら、良い土地情報は、直ぐに買い取り契約をしないと他社に取られてしまいますからスピード勝負です。
ゆっくりしてたら、この半分も買えないでしょう。
それにしても、毎月、日の目を見ない物件や図面が山ほどあり、なんと非効率的な事かと思いますが、弊社はあえてこのスタイルを貫いております。
何故なら、弊社にとってはいつもの土地仕入れのルーチンワークですが、お客様にとっては一生一代のアパート購入となる訳ですから、失敗は許されません。
吟味に吟味を重ねたうえで、これなら大丈夫と太鼓判を押せる土地のみを仕入てご提案しています。
このように入口が厳しいから出口が心配ないのです。
又、先日お客様から聞かれたのが「土地にも利益を乗せているんでしょ」と・・・。
とんでもありません。そんな余裕が有るほど安い土地など有りませんから。
それどころか、(CSS)という弊社のシステムで、中間コストをかけずに、いかに安く原価にてお客様にお譲りするかを考え、日々業務を行っております。
とにかく、私の頭の中にあるのは、売上アップも大事ですが、それ以上に、1棟1棟がお客様にとって、最良の状態でお売りし、堅実なアパート経営を行い成功してもらう事。
そういうオーナー様が増えることで、いずれ一人一人のオーナー様から「アパート買うならアイケンジャパンさんがお薦めよ」と言って頂けるようになること。
10年単位で見ています。結果それが一番強いと思いますから。
事実、福岡や広島では、オーナー様からの紹介を沢山頂きます。
他のオフィスでもそうなる様、日々努力を続けて参ります。
ではこの辺で。