アツい台湾
2023年07月31日 高山 暁史
こんにちは。久しぶりの投稿になります。高山でございます。
暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
この七月は猛暑日日数が過去最多なのだそうです。
昼食をとろうと少し外出しましたら、
直射日光と熱波にさらされ、一気に汗が吹き出してきますし、今夏はなかなかハードですね、、、
さて、先日、そんな日本に負けないくらい暑くて、アツい台湾に出張で二週間ほど行ってきました。
目的は、台湾国際不動産博覧会という展示会イベントへの出展と、
台北及び高雄での自社セミナー開催です。
ちなみに、台湾国際不動産博覧会へはコロナ前の2019年に一度出展したことがありまして、
それからすると、約四年ぶりになります。
今回の台湾出張で感じた台湾投資家様のアツさは、当時と比べ段違いでした。
その考えられる大きな理由は3つ、『円安』、『コロナ明け』、『TSMC日本進出』です。
1.『円安』
台湾ドルは米ドルに連動していまして、
伴って円安となっています。
前回出展時(2019年11月時点)に、1台湾ドル=約3.6円だったものが、
今回出展時(2023年7月時点)では、なんと、1台湾ドル=約4.6円!!
つまり、台湾投資家様にとっては、昨今の急激な円安前からすると、日本の不動産を二割強も安く購入できるわけです。
2.『コロナ明け』
また、台湾・日本において、新型コロナウィルスによる入出国制限が撤廃されたのも大きな要因だと思います。
台湾人が今年の夏休みに行きたい海外旅行先は日本がトップとのことですが、
確かに、今回のイベント中も、何人もの方から日本に旅行を予定していると耳にしました。
その際に当社のモデルルームを内覧頂くご予定も頂いております。
日本に対する身近さが高まっているのをひしひしと感じます。
3.『TSMC日本進出』
さらには、世界半導体売上高ランキングで世界1位を誇る台湾企業TSMCが、
日本(熊本)に第一工場、第二工場と半導体生産拠点を構えるという件は、
我々日本人が考えるより、台湾の方々にとって非常にインパクトがある出来事のようです。
過去、台湾において工場が進出したエリア、例えば、台南なんかは工場周辺の土地が数倍に高騰するという現象があったとのことで、
同じように、これから熊本でも同様のことが起きる(実際既に起きていますが、これからさらに!)と考えているようで、
多くの方々が投資の機会を窺っていると言っていました。
以上の3つの理由によって、
台湾投資家様の日本不動産への興味・関心は急激に高まっていると感じています。
実際に、今回の展示イベントでも、台北・高雄の自社セミナーでも、
来場者の本気度を強く感じました。
この傾向は今後もしばらく続きそうな気がします。
それに対する我々のスタンスとしては、
これまでのやり方を大きく変えることはありません。
大きな外部環境の変化に右往左往することなく、
これまでと変わらずコツコツ・堅実にセミナーや個別相談会を通じて、
当社の『決め物アパート経営』を啓蒙していくつもりです。
アイケンジャパンは、
しっかり物件づくりに関する想いをお伝えし、
お客様には現地モデルルームに足を運んで内覧頂き、
十分にご理解を進めて頂いてからご購入頂くというプロセスを大切にしています。
日本でも台湾でもやることは同じです。
以上、今回は台湾投資家様のアツさをご紹介させて頂きましたが、
同様に、日本でも投資家様の不動産への投資熱が急激に高まっているのを感じています。
大きな理由としてはインフレに対する資産防衛の為です。
(いささか長文になりましたので、詳細についてはまた別の機会に、、)
それぞれの国の事情で、日本・台湾の投資家様の日本の不動産への投資熱の高まってきています。
我々としては、これからも引き続き国内外の投資家様に応えられる物件づくりに一生懸命励んで参る所存です。
今後ともご愛顧下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
それではこの辺りで失礼いたします。