マンネリとワクワク
2024年10月31日 坂本 信也
皆様こんにちは。坂本です。
いい年になってきたので人生相談を受ける機会が増えてきました。
そのなかでも社内社外問わず、よくある相談が、最近仕事がマンネリ化してきたとのご相談です。
平たく言うと仕事に飽きてしまいました。ということですね。
新卒の方でも半年もすれば感じるかもしれませんし、5年も6年も仕事していると
マンネリを感じることは一度くらいはあることでしょう。
ワクワクする仕事をしたい、創造性のある仕事をしたい。
マンネリ相談をなさる方は大抵このようなお話をされたりします。
さて、そのような仕事、職種は何があるでしょうか?
今を時めく大谷翔平さんはマンネリ化ってしないでしょうね。
日々ワクワクしているように見えますし、本人もそうおっしゃっています。
ではどんな日々かというと、毎日、しっかりと睡眠をとり、同じものを食べ、
球場で4回か5回打席に入る以外は練習に集中する。
まあ来年からは、またピッチャーもするようですけど。
なんとなく字面だけ見るとマンネリ化しそうな気がしませんか。
ひょっとしたらマンネリを感じているあなたよりも単調なことをしてるのでは…。
…と、長い“フリ”でしたが、何を言いたいかというと
結局のところ気の持ちようによって日々はどうにでも変わるということ。
敢えて正論と申しますか、美しい話で語るとすると、
日々の仕事というものは、練度が上がってくると、見えている世界が異なってきます。
目の前の仕事について腕を磨いていると、やることが変わってきます。
傍から見た漠然とした視点では、やっている仕事は変わっていないのですが、ミクロ視点で細かく仕事を分析すると、
練度が上がるにつれ、やっている内容はどんどん変化していきます。
取り入れられる情報量もどんどん増えていく一方ですから、難しさもどんどん上がっていきます。
マンネリなんてしている暇はないのでワクワクする一方ですが、ワクワクばかりはしていられませんから
苦労も当然増えてきます。でも苦労を乗り越えてからまたワクワクすることが増えてきます。
いやそんなこと言ったって、退屈なものは退屈なのよって声も聞こえてきそうです。
では、ふと周りを見てみてください。同業の方の話を聞いてみてください。
自分以上にエネルギッシュに仕事している人っていませんか。いますよね。
やってることってそんなに変わりますか?傍から見たら大して変わらないのでは?
同じ空間や業界にいても、見えてるものが違うのかも。拾ってる情報が全く違うのかも。
目一杯やってるつもりでいて、今の自分の目一杯って実は大したことないのかも。
実はまだまだ、世界が変わるほど打ち込めてないのかも。
当社社員に相談を受けてここまでシビアに話をすることはないですけど、
ブログで語っちゃいましたね。まあ一般論って感じで読んであげてくださいね。
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