内定式で感じた初心
2025年10月01日 高山 暁史
こんにちは。高山でございます。
秋風が心地よく、朝晩は少しずつ冷え込みを感じる季節となってまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日、当社では来春入社予定の内定者を迎え、内定式を執り行いました。
今年は10名の学生の皆さんが参加してくれました。
会場には、これから社会人としての第一歩を踏み出す期待と緊張が入り混じった独特の空気が流れ、
私自身も背筋が自然と伸びるような感覚を覚えました。
式の中では、一人ひとりが1分間スピーチを行いました。
「学生時代に打ち込んだこと」や「社会人として挑戦したいこと」など、
それぞれの思いを言葉にしてくれたのですが、途中で言葉に詰まってしまったり、何を話そうとしていたか一瞬飛んでしまったりする場面もありました。
もちろん、それはマイナスな出来事ではなく、むしろ微笑ましく、彼らが緊張の中でも必死に伝えようとする姿勢がとても印象的でした。
私たち社員も思わず笑みを浮かべ、会場全体がやわらかな雰囲気に包まれました。
そんな光景を目の当たりにし、ふと自分自身が社会人としてスタートを切った頃を思い出しました。
右も左も分からず、ただ一生懸命に学び、吸収しようと必死だった日々。
失敗や戸惑いも数えきれないほどありましたが、それらが今につながっていることを考えると、
「初心を忘れない」という言葉の重みを改めて実感いたしました。
内定者の皆さんは、まだ学生でありながらも「会社の一員になるんだ」という責任感や期待感を持ってくれているのだと思います。
彼らの素直さやひたむきさに触れることで、私たち先輩社員もまた新たな刺激をいただきました。
社会に出て年数を重ねると、どうしても効率や慣れを優先してしまいがちですが、
時に初心に立ち返り、愚直に努力する姿勢を取り戻すことが、成長を続けるためには欠かせないと感じます。
来春、彼らが正式に仲間として加わる日を心待ちにしています。
そして、私自身も彼らに恥じぬよう、挑戦する姿勢を大切にしながら日々の業務に取り組んでいきたいと考えています。
若い力が加わることで会社はさらに活気づき、新しい風が吹き込むことでしょう。
未来を担う彼らと共に歩めることを、大きな喜びとして受け止めています。
これからも社員一同、一丸となってより良い会社づくりに努めてまいりますので、
引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。