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アパート経営入門
2019.12.25| 中島 厚己 PV数 328

入居者に喜んでもらう新築アパート経営。設備と間取りの話。

入居者に喜んでもらう新築アパート経営。設備と間取りの話。

どのような設備と間取りのアパートを経営すればよいのか。今回は、入居者のニーズに応える設備と間取りのお話です。

投資する新築アパートを決めるとき「どうせ自分が住むわけではないから」と、設備や間取りが多少不便でも関係ないと考えていないでしょうか。

あなたが感じた不便さは、入居者も同じように感じるはずです。そのような部屋だと将来的に、空室に悩まされてしまうでしょう。反対に、自分が住みたいと思う理想の設備や間取りであれば、入居者も同じように喜んでくれるはずです。その結果、長く住んでいただけて、退去した場合も、すぐに次の入居者が決まるという好循環になります。

では、どういった設備や間取りのアパート経営をすればよいのでしょうか。

入居者に喜ばれる設備とは?

「この設備があれば家賃が高くても入居が決まる」入居者に人気の設備ランキング

※全国賃貸住宅新聞社調べ

順位単身者層向けファミリー層向け
1位インターネット無料インターネット無料
2位宅配ボックス追い焚き機能
3位エントランスのオートロックエントランスのオートロック
4位備え付け家具・家電宅配ボックス
5位浴室換気乾燥機システムキッチン
6位ホームセキュリティホームセキュリティ
7位独立洗面化粧台ガレージ
8位防犯カメラウォークインクローゼット
9位ウォークインクローゼット浴室換気乾燥機
10位システムキッチン太陽光パネル

もはや常識の設備!?「インターネット無料」

インターネット無料が単身者層、ファミリー層ともに人気の設備となっています。スマートフォンの普及でWi-Fiなどネット環境が当たり前になり、個別で利用契約する必要がなく費用も手間も省けて人気の設備です。

最近では、テレビを見るよりも、スマートフォンやパソコンでYouTubeやNetflix等の動画を見ることが多い入居者ニーズを考えれば、納得の結果だといえます。

単身者層に人気「宅配ボックス」

スマートフォンの普及でネット通販が一般的になり、宅配ボックスの需要が増えてきています。特に単身者は留守がちな場合が多く、ネット通販で購入した商品を直接受け取る機会が少ないので、不在時の場合でも商品が受け取れる宅配ボックスは人気の設備となっています。

初めての一人暮らしで人気「備え付け家具・家電」

単身者向けで最近人気がある設備は、備え付け家具・家電です。特に初めて一人暮らしをする学生は、家具や家電を買い揃える必要がなく費用を抑えることができます。また、大学や専門学校を卒業した後実家に戻るなど、退去してしまうことも多いので家具・家電は備え付けが選ばれる傾向にあります。

犯罪から身を守る「ホームセキュリティ」

ホームセキュリティは単身者層、ファミリー層に共通して人気です。特に防犯意識の高い女性の単身者はセキュリティ面を重要視しています。

最近では、オートロック、モニター付きインターフォンは一般的になってきており、防犯シャッター/防犯カメラ/バルコニーの壁を高くする/警備会社による監視など十分にセキュリティのある設備が求められる傾向があります。

ファミリー層に人気「追い焚き機能」

追い焚き機能はファミリー層に人気の設備です。家族数人で一緒に生活するため、入浴に時間差が発生します。その都度お湯を張り直すのは経済的な負担が大きくなります。また、浴槽に浸かっている間にもお湯の温度は下がるので、追い焚き機能は大変便利です。お湯の温度の下がりやすい冬場には特に重宝されます。

広くて使い勝手の良い「システムキッチン」

料理をする機会の多いファミリー層に人気なのがシステムキッチンです。キッチンにこだわる方は非常に多く、システムキッチンでお部屋が決まるケースも稀ではありません。システムキッチンにも様々なタイプが有り、I型キッチン、L型キッチン、アイランドキッチン、カウンタータイプなど、女性の好みが強く表れる設備です。広く使い勝手のよいシステムキッチンが選ばれる傾向にあります。

単身者層、ファミリー層に好まれる間取りとは?

学生、社会人の単身者層とファミリー別によって喜ばれる間取りが違います。また、間取りを選ぶ際には、そのエリアのニーズを満たしているかが重要になります。

学生向けの間取り

学生は家賃を抑えることができる1Kロフトや1ルームが人気です。1Kロフトや1ルームは居住空間が狭く家具の配置が難しいので、備え付けの収納スペースがあると快適に過ごせます。また1DKタイプになると、食事や寛げる空間と寝室に分けることができ、空間の整理が可能になります。

立地エリアは、学校近郊で通学が徒歩、自転車でできる範囲が人気です。バイクや交通機関を利用して通学できる入居者はもう少し範囲を広げて選択をしています。

社会人向けの間取り

20代前半の社会人の人気は学生のときと変わらず、1Kロフトや1ルームのお部屋になります。広いお部屋の家賃を支払っていくことに不安を感じているということ、また、友人を招くことが少なくなるので広さはあまり求められません。学生向けと同様に備え付けの収納スペースがあると快適に過ごせます。

30代が近くなり経済的に余裕がでてくるとライフスタイルを見直し、よりリラックスできる1LDKほどの広さが人気になってきます。大きめの収納やウォークインクローゼットがあると、さらに居住スペースに余裕ができます。一人暮らしが慣れてきた30代は、設備にもこだわりを持つ方が増えてくる傾向があります。

立地エリアは、通勤がしやすい駅近が人気です。

ファミリー向けの間取り

子育てに奮闘しているファミリー層は夫婦+子供で一緒に生活をするので、3LDK以上の広さが選ばれるのが一般的です。子供が大きくなり専用の部屋が必要になってくると、さらに広さを求める傾向があります。

学生や社会人の単身者向けの場合は、会社や大学への交通アクセスが重視される傾向が強いですが、ファミリー向けは周辺環境や治安、小学校の校区や公園の有無など、子育てに適しているエリアが立地として重要視されます。

またマイカーを保有する家庭も多く、比較的駐車場の確保がしやすいという理由から、駅から遠いエリアも選ばれる傾向にあります。

まとめ

入居者に喜んでもらえる設備と間取りには、必ず「入居者のニーズ」が取り入れられています。使い勝手が良く、居住性を高め、ストレスのない快適な生活を送れるお部屋が入居者から選ばれます。

入居者のターゲットを絞って、その立場になって考え、設備、間取りにこだわった住みやすいアパートを経営することが重要です。

入居者に喜ばれるお部屋は長く住んでいただけ、退去した場合でも、すぐに次の入居者が決まり空室によるロスを防ぐことができます。

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